東京都立総合工科高等学校
専門科目は想像していた以上に難しいと感じましたし、特に3、4年生の頃は実験や製図、レポートが重なるとかなり大変でした。それでも、座学で覚えたことを実習で実際に確かめられる授業が多かったので、普通高校ではなかなかできない経験ができたのが良かったです。5年間で専門知識だけではなく、自分で調べたり周りに相談しながら課題を解決する力も身につけられたので、振り返ってみると入学して良かったと思うことばかりでした。
普通高校とは違って5年間通う必要があるので、同じコースの友人や先輩との関係が深められやすいところが良いと思いました。テスト前やレポート提出前になると友人同士で教え合うことも多かったので、それも良い思い出になっています。一方で、専門科目が増えてくると課題に追われてしまうことが多く、放課後もレポートや製図をしていた時期があったので、毎日余裕があったわけではありません。そのため「楽しい」ではなく「やや楽しい」になりました。
専門科目で分からない部分が出てきたときに、先生へ質問しに行きやすかったのがすごく良かったです。特に数学や専門科目は一度分からなくなると、その後の内容まで理解しづらくなってしまうことが多いので、できるだけ早めに聞くように心がけていました。進路についても先生にキャリア支援を頼ることができたため、就職だけではなくて大学編入や専攻科への進学という選択肢も含めて考えられたのが良かったです。全体的にサポートに関しては大満足でした。
入学する前は、高専を卒業したらそのまま技術職として就職するイメージがあったのですが、実際には就職だけではなくて大学への編入や専攻科への進学など、いろいろな選択肢があってとても良かったです。専門分野を5年間学んだうえで進学してさらに知識を深めることもできるので、企業への就職が有利になりやすいと思いました。入学時よりも卒業する頃のほうが、将来の選択肢は広いと感じることができて良かったです。
中学2年生の頃、進路について調べていたときに母から高専という学校があることを教えてもらったのがきっかけでした。それまでは普通高校へ進学するのが当たり前だと思っていたのですが、よく調べてみると高校の年代から機械や情報などの専門的な勉強ができることを知り、すごく楽しそうで興味を持ち始めました。もともと技術の授業やものづくりが好きだったこともあり、自分には普通高校よりも高専のほうが合っているのかもしれないと思うようになりました。
一番の決め手は、座学だけではなくて実験や実習を通して専門技術を身につけられるところでした。普通高校へ進んで大学で工学を学ぶことも考えましたが、中学卒業後から専門分野に触れられることに魅力を感じたので決めました。また、入学した時点で専門分野を完全に決めるのではなく、1年生で工学の基礎を学んでからコースを考えられる点も自分には合っていると思いました。
本格的に始めたのは中学3年生の夏休み頃です。最初は学校の授業と問題集で基礎を固め、秋頃から過去問を解く回数を増やしていきました。特に数学は苦手な単元をそのままにしないよう、間違えた問題を何度も解き直すことを意識しました。英語は単語と文法に加えてリスニングも少しずつ練習しました。直前期は時間を計り、本番と同じような感覚で過去問を解くようにして慣れる訓練をしていました。
高専は、ものづくりや理系分野が好きな人にはとても面白い環境だと思います。ただ、入学してからは数学や専門科目が難しくなり、実験のレポートや課題に追われることもあったりするので、「普通高校とは違って楽しそう」という理由だけで安易に入学することを決めず、学校説明会などで実際の雰囲気を詳しく知ってから選ぶことをおすすめします。最初から得意でなくても、興味を持って自分から学べる人なら成長できる環境だと思うのでぜひ頑張ってください。
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