東京都立富士高等学校
入学前は専門的な勉強が早くできて良いと考えていましたが、実際に授業が始まると想像を絶するスピードと難易度についていけなくなりました。赤点を取ると補習や追試に追われ、精神的に追い詰められる日々が続き、キャンパスライフを楽しむ余裕が全く持てなかったためです。
周りの学生はもともとプログラミングや工作が得意な人が多く、ついていけない焦りから孤立感が強くなりました。高校のような一般的な青春を謳歌できる雰囲気があまりなく、課題の重さに縛られて息が詰まるような生活だったため、楽しいと感じる瞬間はほとんどありませんでした。
授業のペースが非常に速く、一度ついていけなくなると教員からのフォローも個別に手厚く受けられるわけではないため、自力で何とかするしかありませんでした。相談しても「高専ならこれくらいできて当然」という雰囲気があり、精神的な孤立感を深める結果になってしまいました。
低学年のうちから専門が絞られてしまうため、途中で別の分野に興味が湧いても軌道修正が難しく、かえって進路の選択肢を狭めてしまったと感じています。一般大学への編入や他業界への就職を目指す際も、特殊なカリキュラムが足かせになることが多く、将来への不安が拭えませんでした。
中学の進路指導の際に、技術者を早く育成する特殊な学校として紹介されたのが最初のきっかけでした。
大学受験をしなくても5年間一貫して専門教育を受けられ、就職に強いという世間の評判を真に受けてしまい、自分の適性を深く考えずに決めてしまったことを後悔しています。
中学3年の秋頃から過去問を解き始め、配点の高い数学を中心にひたすら塾で応用問題を解く詰め込み型の勉強をして合格を掴み取りました。
「ロボットが好き」「プログラミングに人生を捧げたい」というほどの強い熱量がない限り、入ってからの勉強量と閉鎖的な環境に耐えるのは本当に厳しいので、一般的な高校生活との違いをよく調べて慎重に決めてほしいです。
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