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高専で取れる資格一覧|卒業で受験資格・免除がもらえる国家資格と、在学中におすすめの資格

高専生におすすめの資格・スキルアップ方法とは

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「高専に行くと、どんな資格が取れるの?」――高専を検討している中学生・保護者の方からよくいただく質問です。

高専の大きな強みは、決められた学科・科目を修めて卒業するだけで、国家資格の受験資格や試験の免除が得られることです。この記事では、学科ごとに有利になる主な資格と、在学中に取る人が多い資格を、在校生・卒業生の口コミとあわせて紹介します。

結論:学科選びで「有利になる資格」が決まる

  • 電気系:電気主任技術者(電験)の認定取得の道、第二種電気工事士の筆記試験免除
  • 化学系:危険物取扱者(甲種)の受験資格
  • 建築系:二級・一級建築士を卒業後すぐに受験できる
  • 土木系:測量士補として登録できる
  • 学科共通:TOEIC、情報処理系の資格などに在学中から挑戦できる

どの資格が有利になるかは学科で決まるため、高専選びでは「どの学科に入るか」が将来の資格にも直結します。

卒業で受験資格・免除がもらえる主な国家資格

資格 主な対象学科 高専卒業で得られるメリット
電気主任技術者(第三種・第二種) 電気系(認定を受けた学科) 試験を受けなくても、卒業後の実務経験を積めば申請で免状を取得できる(第三種は実務経験2年以上が目安)
第二種電気工事士 電気系(所定の課程) 筆記(学科)試験が免除され、技能試験だけで受験できる
危険物取扱者(甲種) 化学系 甲種の受験資格が得られる(化学の授業を15単位以上修得した場合も可)
二級建築士 建築系(指定科目20単位以上) 卒業後すぐに受験でき、合格後に実務経験なしで登録できる
一級建築士 建築系(指定科目40単位以上) 卒業後すぐに受験でき、合格後、修得単位に応じて実務経験2〜4年で登録できる
測量士補・測量士 土木系など(測量に関する科目) 測量士補として登録でき、さらに実務経験を積むと測量士として登録できる
技術士(第一次試験) JABEE認定の専攻科プログラム 認定プログラムを修了すると、第一次試験が免除される

※対象となる学科・科目は学校ごとに異なります。志望する高専・学科で対象になるかは、各校の公式サイトや学校説明会で確認してください。

電気主任技術者(電験)

ビルや工場などの電気設備の保安を担う国家資格で、「電験」とも呼ばれます。試験は難関として知られていますが、認定を受けた高専の電気系学科を卒業すると、500ボルト以上の電気設備の工事・維持・運用の実務経験を積むことで、試験を受けずに申請で免状を取得する道があります(第三種は卒業後の実務経験と在学中の経験の半分を合わせて2年以上)。

電気工事士

住宅やビルの電気工事に必要な資格です。高専で所定の電気工学の課程を修めて卒業すると、第二種電気工事士の筆記試験が免除されます。在学中に取得する学生も多い資格です。

危険物取扱者

ガソリンや化学薬品などの危険物を扱うための資格です。最上位の甲種は受験資格が必要ですが、高専の化学系学科を卒業するか、化学の授業を15単位以上修得すると受験できます。乙種は誰でも受験できるので、在学中に取る学生もいます。

「3年になると危険物取扱者となる資格を取得できたり、将来性のある知識が身につきました。」
(久留米高専 機械工学科の口コミ)

建築士

2020年の制度改正で、建築士試験は実務経験がなくても受験できるようになりました。高専の建築系学科で指定科目を修めて卒業すれば、二級・一級とも卒業後すぐに受験できます。二級建築士は、高専卒業者なら合格後に実務経験なしで登録できます。

施工管理技士について

建設工事の施工管理技士は、2024年度から制度が変わり、第一次検定は年齢(2級は17歳以上、1級は19歳以上)を満たせば誰でも受験できるようになりました。第二次検定に必要な実務経験は、指定学科の卒業者のほうが短く済む場合があります。

取りたい資格に合う学科がある高専は?
→ 電気電子系の学科がある高専

在学中に取る人が多い資格

資格 どんな資格? おすすめの学科
TOEIC 英語力を測る試験。就職・大学編入の両方で評価されやすい 全学科
ITパスポート・基本情報技術者 ITの基礎知識を証明する国家試験 情報系をはじめ全学科
危険物取扱者(乙種第4類) ガソリン・灯油などを扱える資格。誰でも受験できる 化学系・機械系
第二種電気工事士 電気工事の基本資格 電気系・機械系
CAD利用技術者 設計図面を作るCADの技能を証明 機械系・建築系

学校によっては、資格試験の情報を案内してくれたり、学内で試験を受けられたり、資格の取得で単位が認められたりする制度もあります。

「学校から定期的にTOEICなどの資格の情報が送られてくることがあり、費用が通常より安くなっていたり、校内で資格試験があったり、資格を取れば単位がもらえるものがあったりする」
(香川高専(詫間キャンパス)の口コミ)

「学べることは沢山あったし、資格も沢山取ることが出来た!」
(都城高専の口コミ)

資格は就職・進学でどれくらい役立つ?

高専生は学校に届く求人が多く、資格がなくても就職先を見つけやすい環境です。そのうえで、電験や電気工事士のように仕事に直結する資格は、配属や仕事内容の幅を広げるうえで強みになります。TOEICのスコアは、就職だけでなく大学編入の試験でも使われることがあります。

「今の時代は、学歴よりも資格です。」
(舞鶴高専の口コミ)

就職先の傾向は高専生の就職先はどんな業界・企業が多い?、編入については高専からの大学編入とはで解説しています。

よくある質問

Q. 高専を卒業すれば自動的に資格がもらえるのですか?

多くの場合、卒業で得られるのは「受験資格」や「試験の一部免除」です。測量士補のように申請で登録できるものもありますが、電気主任技術者のように卒業後の実務経験が必要なものもあります。

Q. 中学生のうちに資格のことまで考えるべきですか?

資格そのものより、「どんな仕事に興味があるか」で学科を選ぶのがおすすめです。電気、化学、建築、土木など、興味のある分野の学科を選べば、その分野で役立つ資格が自然と取りやすくなります。学科の違いは高専にはどんな学科がある?をご覧ください。

まとめ

  • 高専は、学科・科目を修めて卒業すると国家資格の受験資格や試験免除が得られる
  • 電気系は電験・電気工事士、化学系は危険物取扱者、建築系は建築士、土木系は測量士補が代表例
  • 在学中はTOEIC・情報処理・危険物乙4などに挑戦する人が多い
  • 有利になる資格は学科で決まるので、興味のある分野の学科選びが大切

気になる高専の学科や口コミは、高専を探すからチェックできます。

出典:経済産業省 近畿経済産業局「電気主任技術者免状の取得について」、電気工事士試験の学科試験免除要件、群馬県「危険物取扱者試験」、国土交通省「施工管理技術検定の受検資格の見直し」、建築士試験の受験資格(2020年改正)ほか。制度は変更される場合があるため、最新情報は各試験の実施機関でご確認ください。口コミは高専レビューに投稿された個人の感想です。

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