高専を受験する
このページでは、実際に高専へ入学した先輩たちの口コミから、受験勉強法と併願校のリアルな声を集めました。「いつから」「何を」勉強していたのか、どんな高校と併願していたのか、実例を通してイメージをつかんでみてください。
先輩たちの受験勉強法(口コミより)
実際に高専へ入学した先輩たちの、受験勉強法のリアルな声を集めました。
寄せられた口コミ
「高専の受験対策は、中学3年生の夏休み頃から本格的に始めました。まず高専の過去問を解き始め、出題傾向や自分の苦手な分野を把握するようにしました。特に高専入試では数学の配点が高かったため、塾でも数学を重点的に対策し、苦手な問題を繰り返し解いて力をつけました。また、推薦入試も視野に入れて、普段の定期テストや授業にも力を入れ、内申点を上げることも意識して取り組みました。」
(岐阜高専 合格者)
「中学3年の夏休み明けから本格的に過去問対策を始めました。特に高専入試特有の記述式数学と理科の応用問題に対応するため、塾で過去5年分の過去問を徹底的に解き込み、自分の弱点だった図形問題や関数分野を重点的に解説してもらうことで着実に得点力を伸ばしました。」
(群馬高専 合格者)
「中学3年の夏休みは毎日塾の自習室にこもって基礎固めを行い、秋以降は過去問を使って時間配分のシミュレーションを重ね、特に記述式のプログラミング的思考力を問うような数学の難問を重点的に対策しました。」
(木更津高専 合格者)
「中学3年の夏休み明けから本格的に過去問演習にシフトし、数学の証明問題や理科の応用計算を中心に、間違えた問題を専用のノートにまとめて完璧に理解できるまで何度も解き直す方法で対策しました。」
(長野高専 合格者)
「中学3年生の夏頃から本格的に始めました。数学と理科を重点的に勉強し、秋頃から過去問にも取り組みました。特に数学は高専の問題に慣れるため、時間を測りながら何年分か繰り返しました。英語は単語と文法の基礎を中心に復習しました。」
(東京高専 合格者)
「中3の7月くらい。あまり早くはなかったが、推薦だったため(高校は推薦志望だったので1〜3年で内申を上げるために努力していた)急いで高専に向けて準備をした。特に面接の練習がしんどかった。」
(沖縄高専 合格者・推薦入試)
「中学3年の夏頃から、高専の過去問5年分が乗っている本を買い本番までに一周ほど終えた。基本的に学校のテスト勉強を行って、過去問を付け足す程度でした。」
(八戸高専 合格者)
「夏から勉強を始めた。塾の対策講座に通って対策をしていた。」
(久留米高専 合格者)
口コミ全体からわかる傾向
多くの口コミに共通していたのは、中学3年生の夏休み前後から本格的な対策を始めているという点です。まず高専の過去問を解いて出題傾向をつかみ、配点の高い数学・理科を重点的に対策するというパターンが目立ちました。また、一般入試だけでなく推薦入試も視野に入れて、日頃の定期テストで内申点を維持・向上させる努力を並行して行っていた先輩も多く見られます。推薦入試を選んだ場合は、面接対策に苦労したという声も複数ありました。一方で「特別な受験勉強はしなかった」という声も一部にあり、得意分野や部活動の実績によって対策の濃淡はさまざまであることもわかります。
併願校のリアル(口コミより)
高専入試は公立高校入試より早く行われるため、地元の公立トップ校を併願するケースが目立ちます。
| 受験した高専 | 併願した高校 |
|---|---|
| 函館高専 | 函館市立東高校 |
| 八戸高専 | 青森県立八戸北高校 |
| 一関高専 | 宮城県古川工業高校、岩手県立一関第二高校、専大北上高校、岩手県立一関第一高校 |
| 仙台高専(名取キャンパス) | 一関工業高専 |
| 仙台高専(広瀬キャンパス) | 宮城県石巻好文館高校 |
| 秋田高専 | 秋田県立大館鳳鳴高校、秋田工業高校 |
| 鶴岡高専 | 鶴岡工業高校 |
| 福島高専 | 福島県立磐城高校 |
| 小山高専 | 佐野日本大学高校 |
| 群馬高専 | 群馬県立前橋高校(3人)、群馬県立高崎高校(2人)、埼玉県立熊谷女子高校、群馬県立桐生高校 |
| 木更津高専 | 千葉県立木更津高校(4人)、東京高専、千葉県立東葛飾高校、芝浦工業大学柏高校、木更津総合高校 ほか |
| サレジオ高専 | 神奈川県立川崎総合科学高校、北海道千歳高校、神奈川県立橋本高校、神奈川県立上溝南高校 |
| 東京都立産業技術高専 | 東京都立戸山高校(3人)、東京都立竹早高校(2人)、東京電機大学高校(2人)、巣鴨高校(2人)、東京都立小松川高校(2人) ほか |
| 東京高専 | 東京都立八王子東高校(4人)、東京都立立川高校(2人)、八王子学園八王子高校、八王子実践高校、東京都立富士高校 ほか |
| 長岡高専 | 新潟県立長岡高校(2人)、新潟高校 |
| 富山高専 | 富山工業高校、富山高校、富山県立砺波工業高校 |
| 長野高専 | 長野県長野高校(2人)、長野県伊那北高校(2人)、長野県立伊那北高校、長野県長野吉田高校、長野県立長野高校 ほか |
| 岐阜高専 | 岐阜県立岐山高校(2人)、岐阜県立岐阜工業高校(2人)、岐阜北高校(2人)、岐阜県立岐阜高校、岐阜県立岐阜北高校 |
| 沼津高専 | 静岡県立沼津東高校(6人)、加藤学園高校(2人)、静岡県立浜名高校、静岡県立沼津西高校、静岡県立富士高校 |
| 豊田高専 | 愛知県立豊田西高校(2人)、愛知県立刈谷高校(2人)、愛知高校(2人)、愛知県立岡崎高校(2人)、名古屋市立桜台高校 ほか |
| 近畿大学高専 | 三重県立四日市工業高校、鈴鹿高専 |
| 鈴鹿高専 | 三重県立四日市高校(6人)、三重県立桑名高校(3人)、三重県立津高校(2人)、高田高校(2人)、鈴鹿高校(2人) ほか |
| 鳥羽商船高専 | 三重県立四日市高校 |
| 舞鶴高専 | 兵庫県立小野高校、大阪府立都島工業高校、京都府立西舞鶴高校 |
| 大阪公立大学高専 | 大阪府箕面高校 |
| 明石高専 | 兵庫県立加古川東高校(2人)、滝高校、小野工業高校 |
| 神戸市立高専 | 滝川高校、兵庫県立兵庫高校、星稜高校、兵庫県立西宮南高校、兵庫県立神戸高校 |
| 奈良高専 | 奈良県立畝傍高校(2人)、滋賀県立彦根東高校、奈良県立郡山高校、帝塚山高校、畝傍高校 |
| 和歌山高専 | 和歌山県立日高高校 |
| 米子高専 | 鳥取県立倉吉西高校 |
| 松江高専 | 島根県立出雲高校、島根県立松江南高校 |
| 津山高専 | 呉工業高専、岡山商科大学付属高校 |
| 呉高専 | 基町高校 |
| 大島商船高専 | 山口県立岩国工業高校 |
| 宇部高専 | 山口県立下関工業高校 |
| 徳山高専 | 下松高校 |
| 阿南高専 | 徳島県立城南高校 |
| 香川高専(詫間キャンパス) | 香川県立観音寺第一高校、香川県立善通寺第一高校、香川高専 |
| 香川高専(高松キャンパス) | 香川県立丸亀高校(2人)、高松大手前高校、香川県立桜井高校、高松西高校、徳島県立脇町高校 |
| 弓削商船高専 | 愛媛県立今治西高校、今治明徳高校 |
| 久留米高専 | 有明高専、福岡県立修猷館高校、北九州工業高専、福岡県立久留米高校、福岡県立明善高校 |
| 北九州高専 | 福岡県立福岡高校、福岡県立小倉高校、福岡県立戸畑高校 |
| 佐世保高専 | 長崎県立川棚高校、長崎県立佐世保北高校、長崎県立佐世保南高校 |
| 熊本高専(熊本キャンパス) | 九州学院高校、熊本県立第二高校 |
| 大分高専 | 大分県立舞鶴高校 |
| 都城高専 | 宮崎県立日向工業高校(2人)、宮崎県立泉が丘高校 |
| 鹿児島高専 | 鹿児島県立川内高校 |
| 沖縄高専 | 沖縄県立首里高校、沖縄県立名護高校、沖縄県立普天間高校、沖縄県立開邦高校 |
※公開中の口コミ(受験時に迷っていた学校)から自動集計。(〇人)は複数の先輩が挙げた学校です。
全国的に見ても、自宅から通える範囲の公立トップ校・進学校を併願先に選んでいる先輩が多数派でした。「高専が第一志望だが、万が一のために地元の進学校も受けておく」という併願パターンが定番のようです。志望校を考える際の参考にしてみてください。
過去問・入試情報の調べ方
志望校が決まったら、次の3ステップで最新の入試情報をチェックしましょう。
①志望校を決める
気になる高専をいくつかピックアップしましょう。
②「学校名 入試 過去問」で検索
学校名と「入試 過去問」で検索すると、公式サイトの該当ページが見つかります。
③公式サイトで最新情報を確認
年度によって出題範囲や配点が変わることもあるため、必ず公式の最新情報を確認しましょう。
各高専の入試過去問は、多くの学校が公式サイトの「入試情報」ページで公開しています。年度によって出題範囲や配点が変更されることもあるため、公式情報を一次情報として活用することをおすすめします。