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高専と公立高校の併願はできる?入試日程・入学確約書の注意点と先輩の併願パターン【2027年度入試】

高専と公立高校の併願は可能?パターンをわかりやすく解説

「高専が第一志望だけど、公立高校も受けておきたい」「高専に落ちたらどうなるの?」――高専受験を考える中学生・保護者の方から、とても多い相談です。

この記事では、高専と公立高校の併願について、推薦と学力検査の違い、2027年度(令和9年度)入試の日程例、そして見落としがちな入学確約書の期限をわかりやすく解説します。高専レビューに寄せられた先輩たちの口コミから、実際の併願パターンも紹介します。

結論:学力検査なら併願できる。ただし入学確約書の期限に注意

  • 推薦選抜は専願:合格したら入学することが前提です。
  • 学力検査は併願できる:高専の学力検査は公立高校の一般入試より早い時期に行われるため、「高専を受けて、だめなら公立高校」という併願が一般的です。
  • ただし注意点:高専に合格すると、多くの場合は公立高校の入試より前に「入学確約書」の提出期限が来ます。高専に合格した時点で、入学するかどうかを決める必要があると考えておきましょう。

2027年度(令和9年度)国立高専入試の日程例

国立高専の入試日程の一例として、岐阜高専と東京高専の令和9年度の日程を紹介します(各校の公表情報より)。

推薦選抜 学力検査
検査日 1月16日(土)〜17日(日)ごろ 2月14日(日)※全国の国立高専で同日
合格発表 1月20日〜22日ごろ(推薦は内定) 2月19日(金)
入学確約書の提出期限 1月27日〜29日ごろ 2月26日(金)〜3月1日(月)ごろ

※日程は学校によって異なります。必ず志望校の最新の募集要項で確認してください。

一方、公立高校の一般入試は、多くの地域で2月下旬〜3月中旬に行われます。つまり、高専の学力検査 → 高専の合格発表 → 高専の入学確約書の期限 → 公立高校の入試という順番になることが多く、高専に合格した場合は公立高校の結果を見る前に進路を決めることになります。

併願先の候補を、志望校ごとに知りたい
→ 志望校の「比較された高校」を見る

先輩たちはどの高校と迷った?口コミ124件の集計

高専レビューの口コミでは「高専を受験する際、他にどの高校と迷っていましたか?」と聞いています。回答のあった124件を集計すると、次のようになりました。

迷っていた学校 件数 割合
公立高校(県立・市立など)を挙げた人 91件 約73%
私立高校を挙げた人 19件 約15%
公立・私立の両方を挙げた人 14件 約11%

※2026年10月時点で高専レビューに掲載している口コミのうち、回答のあった124件の集計。複数回答を含みます。

地元の公立進学校と迷った末に高専を選んだ先輩が多数派です。実際の口コミでも、「高専の試験が公立高校より早い」ことを活かした声が見られました。

「高専の試験は公立高校の試験日よりまえなので、だめもとで受けました。受かったので高校の試験はやめました。」
(長野高専 機械工学科の口コミ)

「高専は公立高校より受験日が早かったことから、受けてみようと思った。」
(秋田高専の口コミ)

「高専も受けて受からなかったら普通校の受験を頑張るし、受かったら就職に強いからお得なのでは?と思い、高専を受けました。」
(香川高専(詫間キャンパス)の口コミ)

よくある併願パターン3つ

パターン1:高専(学力検査)→ 不合格なら公立高校

最も多いパターンです。高専の学力検査を受け、合格すれば高専へ、不合格なら公立高校の一般入試に進みます。高専の結果が先に出るので、気持ちを切り替えて公立高校の対策ができます。

パターン2:高専(推薦)→ 不合格なら高専(学力検査)→ 公立高校

推薦選抜は専願ですが、推薦で不合格になっても学力検査を受け直せる学校があります(岐阜高専の募集要項など)。高専への思いが強い人は、高専に2回挑戦するチャンスがあります。

「推薦入試が他の高校よりも2ヶ月ほど早くあり、準備期間が少ないためプレッシャーを感じる期間が短かったのが決め手であった。」
(長野高専 機械工学科の口コミ)

パターン3:私立高校(併願制度)+高専+公立高校

私立高校の「併願」制度で進学先を確保したうえで、高専と公立高校に挑戦するパターンです。私立高校の「専願(単願)」は高専との併願ができないことが多いので、私立高校側の制度を必ず確認しましょう。

なお、近くの国立高専どうしで併願できる制度もあります。詳しくは高専は複数受験できる?国立高専の併願パターンをご覧ください。

併願するときの3つの注意点

1. 入学確約書を出す前に、家族で進路を決めておく

入学確約書は「合格したらその学校に入学します」という約束です。提出期限が公立高校の入試より前に来ることが多いので、「高専に受かったら高専に行くか」を出願前に家族で話し合っておくことが大切です。

2. 高専と公立高校では入試問題の傾向が違う

国立高専の学力検査は全国共通のマークシート方式で、数学・理科の配点が高い学校が多いなど、公立高校とは対策のポイントが異なります。両方を受けるなら、それぞれの過去問に取り組んでおきましょう。

「他の公立高校のテスト形式と大きく違うのでちゃんと対策した方がいい!」
(久留米高専 制御情報工学科の口コミ)

3. 地域のルールは中学校の先生に確認する

公立高校の入試日程や、高専に合格した後の公立高校の受験の扱いは、都道府県によって異なります。中学校の先生は地域の事情に詳しいので、早めに相談しておきましょう。

よくある質問

Q. 高専の推薦に落ちたら、もう高専は受けられませんか?

推薦で不合格になっても、学力検査を受けられる学校があります。推薦の面接や作文の対策と並行して、学力検査の準備も進めておくと安心です。推薦入試については高専の推薦入試とはで解説しています。

Q. 公立高専・私立高専の日程も同じですか?

公立高専・私立高専は国立高専とは別に、各校が独自の日程で入試を行います。志望校の募集要項で個別に確認してください。

Q. 高専の入試科目や配点は?

国立高専の学力検査は5教科で、数学や理科の配点を高くしている学校もあります。詳しくは高専入試の受験科目と配点をご覧ください。

まとめ

  • 推薦は専願、学力検査は公立高校との併願が一般的
  • 国立高専の学力検査は2月中旬(2027年度は2月14日)で、公立高校より早い
  • 入学確約書の期限が公立高校の入試より前に来ることが多いので、合格したら入学するかを事前に決めておく
  • 先輩の約7割は、地元の公立高校と迷った末に高専を選んでいる

志望校の雰囲気は、高専を探すから各校の口コミでチェックできます。

出典:岐阜工業高等専門学校「令和9年度 入学者募集要項(選抜日程表)」、東京工業高等専門学校 受験生サイト「入試情報」、高専レビュー掲載の口コミ(2026年10月時点)。口コミは個人の感想です。

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